macOS SierraにServerを移行(その1)

少々時間をできたし、憔悴しきっていた気分も上向いてきたので、移行作業を始めました。
まずはDHCPとDNSです。

DNSは簡単に終わりました。
/Library/Server/named下のデータベースファイルをコピーするだけ。
その後Server.appを立ち上げるとデータベースを読み込んでくれていました。

面倒だったのがDHCPです。
設定ファイルが見つからない。
ずいぶん昔から探していましたが、どうしても見つかりませんでした。

それが今日解決しました。
AppleのCommunitiesサイトにHT202555: OS X Server: About the DHCP Serviceを見つけ、データベースの取り出し方を知りました。

sudo serveradmin settings dhcp > file.txt

ですが、このサイトにあった方法。

sudo serveradmin settings < file.txt

では上手くいきません。(ここの質問者もダメだったみたいです)

ここから次のサイトに移ります。
apple SupportのMac OS X 10.6 Server Admin: DHCP を使用して静的 IP アドレスを割り当てる
ここにserveradminを利用した、アドレスの割り当てのサンプルがあります。

$ sudo serveradmin settings
dhcp:static_maps:_array_id:examplehost/mapID = create
dhcp:static_maps:_array_id:examplehost/mapID:ip_address = “1.2.3.4”
dhcp:static_maps:_array_id:examplehost/mapID:name = “examplehost”
dhcp:static_maps:_array_id:examplehost/mapID:en_address = “00:30:a1:a2:a1:23”
Control-D

手元のfiles.txtには1行目がありません。
それじゃ、無理だ。(^_^;;;

必要なのは_array_idに対応するキーを作ってやる1行を追加するってことでした。
後々を考えたら、perlか何かで加工してしまうのが一番なのですけど、スクリプトを書くのが面倒。
で、miでいかつ置換することにしました。
それぞれの端末に対し最初の1行をコピー(手作業)して、正規表現の検索置換(一発)を使いました。

それから、ネットワークグループも同様にして割り当てていたので、こちらにもcreate行を追加してあげます。
subnetsは二つだけでしたので手作業で済ませました。

で、今日はお終い。
dhcpのデータベースはPostgreSQLに入っているみたいですね〜。(違うかもしれない)

コメントを残す