騙し騙し使っていたローラーを全て交換しました。
もともと先代の使っていた古い機械をあまり手を掛けずに使い続けていたので、新品ローラーで刷ったことがありません。(^_^;;
どんな具合になるのか興味津々でした。
交換作業は自分じゃできない(バラしたら戻せない)ので、修理屋さんを呼んでやってもらいました。
ローラー交換したのはRYOBIの520HXという印刷機です。
菊四切判(A3よりふた回りほど大きいのが刷れる)の機械なので、ローラーはそれほど大きくはありませんが、鉄芯が入っているので重いです。

しかし数は多いです。全部で10本くらい。
並んでいるのは今回交換したゴム製のローラー(このゴムが擦り切れて細くなる)のみで、印刷機には他にも金属のやら硬いプラスチック?のローラーやらが取り付けられています。
すべてのローラーを交換後、ローラー間の圧調整をします。(ローラーの軸間の幅を広げたり狭めたりして調整します)

写真は修理を頼んだアライさん(仮名)が調整している後ろ姿。
この人、作業は手早く正確だし、人柄は良いし、奥さんも子どもたちも可愛いし……
ちっくしょぉ〜〜、リア充爆発しろ!(笑)
終わったら確認のため印刷します。
確認が終わらないと、作業が終わりません。アライさん(仮名)が帰れません。
なので、一生懸命刷らせて貰いました。
交換後、水の送り量もインキの出し量、すべて減ります。想像以上に減ります。これでもかと言ったくらい減ります。吃驚します。
ローラー同士が綺麗に接地しているため、印刷に必要な量が相当減るようです。
一番喜ばしいことはローラーのインキ洗浄が異常に早くなったこと。
半分以下の時間で綺麗になります。
今まではインキのの頃が出て手吹きしたり、どうしても拭き残しが出たりでしたが、洗い油を掛けただけでピカピカになります。
これは嬉しい。
時間をかけての印刷後、洗うのに手間取ると嫌になってしまいますから……。
困ったのは、古いローラーでのインキ管理がまるで使えないこと。
思った異常にインキが回り、汚れ易くなりました。(早速失敗しました)
これはローラーに回すインキ量を、古いローラーでの感覚のままで印刷していたせいです。
感覚の補正が必須ですねぇ。
次回の印刷時には綺麗に刷れるようになるでしょう。
多分、きっと、若しかして…… (sigh)

