Mavericks Serverを初期化する(3)

そろそろ環境周りの設定移行も終わりに近づきました。

証明書の移行をします。
キタダ印刷でwww.k-in.co.jpの証明書を取ってあります。
これを移行します。

先ず、現行のマシンでキーチェーンアクセスを開き、システム→自分の証明書から証明書を探します。
見つかった証明書を右クリックするとメニューが現れます。この中の「……を書き出す」を選ぶと書き出すことが出来ます。
次に、移行先のマシンのキーチェーンアクセスで読み込めば登録されます。あとはServer.appでその証明書を選ぶだけです。

カレンダーとWikiの移行はどうしようか知らん。
ほとんど使っていない(テストしたきり)ので、移行しなくても構わないのですが、折角なので試してみることにしましょう。ただし、一度これまでの分を一通り動かしてみて、更にTime Machineにバックアップした後でということにしました。試して損は無いし、出来たらラッキー。出来なくても問題は起こりません、

dhcpdの移行のうち、クライアントの所在を見つけました。
/private/var/db/dslocal/nodes/Default/computers/
この中に、クライアント毎のplistが入っていました。これらをコピーすることで移行完了。
現在、Ethenetは使用しておらず、Wi-Fiでのみなのでネットワーク設定は後回しになってしまいます。構成は単純なので、メモに取っておいて追加することにします。

幾つかrsyncを使ってバックアップを取ったりしているので、crontabの中身もコピーしておきます。完全移行後はpathが変わってくると思うので、そのままでは使えなくなるでしょう。
またcronが起動しているスクリプト自体も絶対pathが書き込まれているので、そちらの修正も必要です。

このHDDをMac miniに取り付けて、更に条件を整えていきます。(まだ旧環境上での作業です)
先ず、Server.appでWeb Serviceのdata格納場所を移行後のものに変えました。
次に、MySQLのdatabaseを新しくしたものに、linkを張り替えました。
最後は、WordPressのwp-config.phpの中身を変更しました。基本的には変更する必要がないようですが、WP Super Cacheがここにfull pathでキャッシュディレクトリを書き込んでいるので、そのままでは古い環境を読みにいってエラーになってしまいます。このpathだけを新しく置き換えた場所に書き換えます。
ここまで終わると当サイトは表示されるようになりました。
なので、この投稿は旧環境上で新しくしたデータベースに書き込んでいます。

次に行うのは起動ドライブを変えて再起動。
まだServer.appの中で、サーバーの名前が違っていたりしますが、これは実機で行わないと不整合は取れません。
テスト環境を設けず、同じネットワーク上での作業なのです。この時点での完璧は求めていません。
さて、どうなるでしょうか?
この書き込みは、ちゃんと表示されるかな?

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