Mavericks Serverを初期化する(1)

新しいHDD(いつものSeagate 3TB)とケース(センチュリー 裸族の二世帯住宅 UNITCOM × CENTURYコラボ)を購入した機会にSystemを新規にインストースする事にしました。
先ず、HDDの初期化をします。
これはMac mini(サーバー君)で行いました。このケースは標準の2台構成、RAID 0、1、JOBDとできるので、HDDが空のうちに条件を変えてベンチマークを取っておくことにしました。結果は、別の記事にわけて書くことにします。

サーバーを極力止めたく無いので、此処から先、殆どの作業はMacBook Proで行うことにしました。

3TB×2をRAID 0で初期化。
eSATAで接続すると無茶早いのだけれども、MacBook ProにはeSATAがありません。Thunderbolt HubはMac miniのサーバー君が使用中で外せません。仕方無いのでUSB 3で接続します。それでも十分早いのですけど。(内蔵の3倍くらい)
RAID 0のお蔭で6TBとなったHDDは、SystemとWorkの2パーティション(2TB+4TB)で分けることにしました。一応、データが一杯になってもシステムの使用領域に影響を出さない為です。こんなには必要ない筈ですが、まぁ、余っているから細かい事は構いません。

必要最低限のシステムを構築します。足りないものは必要時に順次追加していくつもりです。
OS X Mavericksをインストール。
次にServer.appのインストール。
そして、MacPortsのインストール。
Xcodeを要求されるので、これも入れます。(Command line toolが必要なんですね)
そのCommand Line Developer Toolsは、メニューのXcode→Open Developer Tool→More Developer Tools…からSafariへ。
AppleのDeveloperサイトからパッケージをダウンロード。ダウンロードしたパッケージからインストール。そうして漸くMacPortsを使う為の環境が整いました。

MacPortsを使うのに最初に行うのはsudo port selfupdateです。これでportsのsystemuを最新版に同期します。
さて、OS Xに含まれていない、MySQL等を入れていきましょう。

MySQL56をMacPortsからインストール。
port -f activate nursesしろとはねられました。以前インストールした時にも言われたような気がします。メッセージをコピペしてsudoを付けて実行。
その後もう一度、MySQL56をインストールし直します。今度は無事にインストール完了。
MySQL56-Serverも入れます。これを入れるとlaunchctlで起動できるようになるようです。またワーニングだかエラーだかのメッセージが出てきましたが、内容は気にせず、メッセージをコピペして実行。
sudo /opt/local/lib/mysql56/bin/mysql_install_db --user _mysql
Launchctlで起動できるようになりました。
sudo launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/org.macports.mysql56-server.plist
次から自動起動するように登録しておきます。
何故入れたか覚えていませんが、php.iniにopensslのモジュールも入っていました。MacPortsから入れておきました。
phpとのインターフェース、php54-mysqlをインストール。

/etc/php.iniにmysqlのアクセスモジュールと、port number、それにsocketの場所を記載します。

元のWebデータと、MySQLのデータベースをコピーして新しく作った場所へ入れます。
これでほぼ環境が整いました。

Server.appでWeb Serviceを起動します。
最初は普通のhtmlとphpの動作確認。ここ迄は問題無し。
phpMyAdminも無事にデータベースを読み込むことが出来ました。

あとはWordPressの環境なのですが、これはBase DirectoryやSite nameがwp-config.phpやdatabaseに保存されているので、直接触るのは怖いです。後で、設定し直す事にします。

これでWeb Serverが立ち上がりました。

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