先日、Mac mini ServerがOSのアップデート時にこけたことを記載したんですけど。
何とか見た目動くようになったと思っていたら、メールの遣り取りが全くできなくなっていました。(Oh! My Goodess)
状況としては、smtpのログを下から上へと追いかけて見ながら記載しますと、
Apr 25 21:43:50 mailserver.exsample.com postfix/error[xxxxx]: xxxxxxxxxxxx: to=
と言った感じ。それに、
Apr 25 21:42:28 macmini.k-in.co.jp postfix/smtp[xxxxx]: B4FC0428D4AC: to=
なんていうものも見つけました。更にシステムログでは、
Apr 25 22:06:23 macmini com.apple.launchd[1] (org.calendarserver.agent[12281]): Exited with code: 1
Apr 25 22:06:23 macmini com.apple.launchd[1] (org.calendarserver.agent): Throttling respawn: Will start in 9 seconds
何て言うものまで出ていましした。
何故に、カレンダーまでこけているんだ……。
カレンダーサービスは、立ち上がっているだけで使っていなかったので、止めます。すっぱり諦めます。
その後、あっちこっち調べてみたら、postfixがamavisに接続できなくなって起きている模様と行き着きました。
確かに、アンチウイルスのログを見てみると、データ更新に失敗しているみたいだし。(何が起きているのか、もうさっぱりです)
ではと、Server.appでメールのフィルタを全て切ってみました。
……状況は変わりません。
フィルタを順に切り、メールサービスを再起動。その度に、当然の如く本体の再起動も試してみました。
これを繰り返すも進展無し。
ただ、postfixのエラーがlocalhostとの接続で起きているので、どうしてもアンチウイルス絡みとしか思えません。
なので、amavisは暫しの間は諦める事にしました。
困るのは時々来るスパム(ついでにウイルス付き)なんですが、もうメールソフトに丸投げします。
で、フィルタを全部切ったところで、次のコマンドを打ち込みました。
sudo postsuper -r ALL
sudo postqueue -f
sudo mailq
一つ目で、メールキューを作り直し(キューに入れ直す)、
二つ目で、メールキューを強制再配送(キューのフラッシュ)。
三つ目は、メールキューの中身の確認です。
ここまでで、メールキューに溜まっていたものは排出されました。
amavisに投げようとして詰まったキューは、そのままでは出てこないようです。
強制的にキューを起こし直すと、あっさり排出されました。
そう云うものなのかも知れません。>Postfix
しかし、原因となっているamavisとclamavに関しては放りっぱなしのままです。
何とかしないといけないのですけど、スパム来捲るから。
でも、今日はここまで。
ついでに書いておきますと、localhostが問題なら最初に見るのはDNSです。(少なくとも僕はそうしました)
smtpでの転送失敗は、DNSの逆引きが効かなくて起こることが多いようだからです。
実際、DNSが上手く登録できていなくて、外部サーバーから拒否されたこともありました。
今は問題なく逆引きできるので、先ずは問題が起こりません。(起こっていません……多分)
で、今回についてなんですけど、逆引きに失敗していることに気が付きました。(localhostなのに!)
よくよく見てみたら、bindのデータベースに幾つか問題があることに気が付きました。
named-checkconf
で確認したら、まぁ出てくるは出てくるわ。
worningがよくもまぁ。(使っていないテスト用のzoneだったので、気にもしてませんでした……酷いもんだ)
それらに紛れてlocalhostの逆引き用ファイル(named.local)でエラーが出ているのに気付きました。
すぐに他のサーバー(NetBSDですが)からコピーして置き換えましたが、今回の問題には関係していなかったようで解決には至りませんでした。
2014.09.04追記
上で ‘named-checkconf’ とだけ書いていましたが、実際はServer.appの中にあります。
うちの場合では
sudo /Applications/Server.app/Contents/ServerRoot/usr/sbin/named-checkconf
と書くと起動できます。

