clamscanより早いclamdscanを用いて、データチェックに問題があった。
テェックを要する場所が除外されてしまうのである。
取り敢えずclamscanは場所を選ばない。しかし、clamdscanはclamd.confに制限を受けていた。
/opt/local/etc/clamd.confにより、除外すべきpathを設定している。のだが、下記のように外部ディスクは全除外となっていたのだ。
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ExcludePath ^/Volumes |
この後に、
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OnAccessIncludePath /Volumes/Works |
とか書いても除外対象からは外れなかった。実際に動かしてみると次のようになる。
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sudo clamdscan /Volumes/Works/ /Volumes/Works: Excluded /Volumes/Works: OK ----------- SCAN SUMMARY ----------- Infected files: 0 Time: 0.000 sec (0 m 0 s) Start Date: 2021:09:30 10:18:21 End Date: 2021:09:30 10:18:21 |
なので、/Volume下のうち、不必要と思われるところ(内部のHDとTimeMachine用の外部ディスク)以外は全部対象とした。
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ExcludePath ^/Volumes/Macintosh HD/ ExcludePath ^/Volumes/BacupDisk[1-3]/ |
これは、ClamAVの除外するパスの指定で使用できる正規表現の仕様で教わった結果を反映している。一々並べなくて良いのが嬉しい。
が、流石にこれは通らなかった。残念。
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ExcludePath ^/Volumes/(Macintosh HD|BacupDisk[1-3])/ |
また、man clamd.confしてみて思った。
ExcludePathはあるけれど、IncludePathは無いんだ。これじゃ「一括して外して一部だけ有効にする」なんてことはできないわ〜。


