久しぶりの更新です。
最近、Kimoplate LP Ⅳを使っています。
周りで使っている人がいないので、試行錯誤で綺麗に擦れるようにと努力中。
最初に結論を書いておきます。
ピンクの代わりにキモプレートを使うなら、下に一枚敷きましょう。
現在進行形で悩んでいることは二つ。
刷版の非画像部にインクが乗ってブランが汚れやすい。
上記に影響を受けているのか、咥え側から汚れが上がってくる。
環境はピンクマスターのまま(これで良いらしい)なので、条件がピンクよりもシビアっぽいってことでしょうか。
さて、今回初めて網点のある版を印刷しましたが、綺麗に刷れませんでした。
ルーペを持ってきて、印刷物、刷版、ブランケットと眺めていたら、ブランケットの段階で既に網が潰れている。
キモプレートって、ピンクマスターより薄いんですよね。
「微妙だから問題ない」と聞いていたんで、余り気にしていなかったんですが、これはちょっと酷い。
そこでキモプレートの下に44.5kgの上質紙を1枚敷きました。
そうすると見事なくらい網が再現されたんです。
つまり、刷版が薄くなった分、ブランケットにきちんとインクが転写されていなかった。ってこと。
隙間が広いので、インクの量も多くしないとブランケットに届かなくて、網の再現性だけでなく、地汚れもそのせいみたいです。
44.5kgベースの上質紙ですから、暑さは0.09mm程度です。(潰れるからもっと薄くなるし)
僅かな違いですけれど、これがとても大きいことに気付きました。
今回44.5kg(A判4切)をしいた理由は、キモプレートと丁度同じ大きさだったから、というのと、たまたまヤレ紙があったんで使っただけです。
印刷物はもっと小さかったので、70kg(4/6判8切)を挟むのでも問題無かったと思います。(水が回り込まないのでその方が良いかも知れない)
以上、忘れない(忘れても良い)ように書いておきました。
つまり、タイトルほど立派なものではありません。(^_^;;
これからも気が付いたことを書いていく予定です。
「予定は未定で決定ではない」ので、この一回だけで終わりになるかも……。
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